便秘症対策について        眞貝美由規 医師

 

 

「坂上の里」お読みの皆様、こんにちは。大戸診療所で主に月曜の診療を担当している眞貝と申します、坂上の里に投稿させていただくことになりました、皆様の健康づくりのお役にたてれば幸いです。という事であまり硬くならないお話しから始めたいと思います。

 便秘症=女性の病気というイメージが強いと思いますが、高齢者男性にも便秘症は増加しています。日常生活での注意点と便秘薬使用時の注意点を説明します。

 腸の動きが活発になるのは朝、そして食事後です。朝食を毎日きちんと食べて朝食後にトイレに座る習慣をつけましょう。便の出やすい姿勢は少し前かがみの姿勢です。食物繊維と水分を取るように心がけ、適度な運動もしましょう。油も少なすぎると便秘の原因になるので過度なダイエットは注意が必要です。

 

 飲み薬には、便を柔らかくして出しやすくする薬と腸を動かして便を出す薬と大きく分けて2種類あります。腸を動かす薬は連用しすぎると腸の動き自体が悪くなって薬が効きにくくなってしまうため必要最小限にします。基本は便を柔らかくする薬です。昔から酸化マグネシウムという薬が使われてきました。この薬は非常に安くて調節がしやすい薬なのですが高齢者など腎臓の働きが低下している方の場合はマグネシウムが体にたまって不整脈など副作用を生じることもあり定期的な血液検査で注意深く観察が必要です。

 

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