血圧を測る          髙栁孝行 医師

 

日本では多くの家庭で血圧計が普及しています。家庭血圧計には指、手首、上腕を測定部位とする機器がありますが、指、手首では解剖学的特性もあって誤差が見られるため上腕での測定が標準となっています。

 血圧は心臓より拍出される血液によって血管壁が伸展された時に生ずる内圧のことで、血液の拍出量、血管の弾力性、血管抵抗、血管内の血液量、血液の粘度などによって変化します。また自律神経の影響を受け、精神状態、食事、季節、昼・夜、体位などによっても変化します。

 心臓の収縮期には血圧は高く(収縮期血圧)

弛緩期には下がります(拡張期血圧)。収縮期血圧が高いと血管のダメージが大きく、拡張期血圧は血管の硬さ、緊張状態を示すといわれます。収縮期と拡張期の血圧の差を脈圧といいますが、この幅が大きいのは血管の緊張が弱く柔らかさが損なわれている(動脈硬化など)とみられます。また収縮期血圧(上腕)の左右差が15以上の場合も動脈硬化の危険因子として注意が必要です。

 高血圧で治療されている方は皆さん血圧日記をつけていますが、この家庭血圧は個人の基礎血圧として最も信頼できるもので日頃の健康管理の評価として非常に有用ですので続けるようにして下さい。

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